日本の地下鉄の最高速度はトンネル内の風圧などから最大でも80km/hまでとなっています。但し、乗り入れ先の路線では各線のダイヤに合わせてさらに高速度になっています。

ところが地下鉄の路線にもそれより早い区間があるのです。それは東京地下鉄東西線の地上区間である浦安・妙典間である。同区間では高架かつ浦安駅前と妙典駅前を除いて直線区間が続いていて高速運転に向いてるからです。快速などは線形が良い事を利用して日本の地下鉄では最速の100km/hで運転されています。ちなみに各停は地上区間では最高85km/hで運転されています。

ちなみに乗り入れ先での最高速度は京急線内の快特と成田スカイアクセス線のアクセス特急の120km/h運転が最速です。但し自社所有5300形の最高速度が110km/hまでなので120km/h運転は京急及び京成車で運転されています。このため地下鉄所有車両に絞ると先述した5300形と東京地下鉄半蔵門線の08系・南北線の9000系・有楽町線・副都心線の10000系及び7000系がいずれも東急線内で
都営三田線の6300形と新宿線の10‐000形他がそれぞれ東急線・京王線で
名古屋市交通局鶴舞線車両が名鉄線急行運用で
大阪市交通局の66系が阪急線でそれぞれ110km/h運転が行われています。

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